物事の根本 2021 12 11

 世界においては、
物価上昇というニュースを聞きます。
 だから、中央銀行は、
利上げの方向にあるという理屈になっています。
 しかしながら、このような動きには、
大いに違和感を感じます。
 そもそも、今回の物価高は、
原油高が招いていると言えます。
 アメリカは、シェールオイルの成功によって、
世界最大の産油国になったと言われます。
 つまり、アメリカが増産すれば、
原油高を解消できるのです。
 中東の産油国も、
アメリカの増産を見て、
増産に踏み切るでしょう。
これはシェアを奪われないためです。
 なぜ、アメリカの業者は、
シェールオイルの増産をしないのか。
 今までは、原油高になると、
設備投資が進んで増産をしてきました。
 それは、欧米諸国における
脱炭素運動を見ているからです。
 このような動きには、
不満と怒りを感じているでしょう。
 だから増産をしないのです。
その結果、原油高が続き、
物価上昇を招いているのです。
 アメリカは自動車社会なので、
原油高は大きな問題です。
 さらに利上げとなると、
企業活動にも影響があるでしょう。
マイホームのローンにも影響するでしょう。
 しかし、こうした問題の根本には、
脱炭素運動があります。
先進国は自滅の道を選んでいます。
 私が独裁国家の指導者だったら、
脱炭素運動に資金提供をして、
先進国を弱らせる工作をします。
 どんな活動をするにしても、
必ず、お金が必要です。
その資金は、誰が提供しているのか。
これは、壮大なゲームチェンジャーです。
 こうした動きが読めないならば、
その国には情報機関がないと言ってよいでしょう。


































































































































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